日本接着学会誌
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研究論文
末端にトリエトキシシリル基を有するポリウレタンの熱安定性に対する硬化触媒の影響
野村 幸弘乾 純佐藤 慎一森 秀晴遠藤 剛
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2008 年 44 巻 7 号 p. 245-251

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抄録
2級アミノ基を有するトリエトキシシラン化合物とイソシアナート末端ポリウレタンとを反応させることで,末端にトリエトキシシリル基を有するポリウレタン(シリル化ポリウレタン)を合成した。得られたシリル化ポリウレタンの硬化触媒による熱安定性の比較を行った。その結果,三フッ化ホウ素-モノエチルアミン錯体(BF3-MEA)を硬化触媒として用いた場合,ジブチルスズジメトキシド(DBTDM)と比較して,硬化物の熱安定性が非常に優れていることが分かった。また,IR分析により,DBTDMで問題となるウレタン結合の分解が,BF3-MEAでは105℃7日間でも観察されないことが分かった。既報により,BF3-MEAの触媒活性は非常に高いこと,DBTDMと同等レベルの接着性が得られることが分かっており,BF3-MEAは,接着剤,シーリング材,コーティング剤等への応用が期待できる。
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© 2008 一般社団法人 日本接着学会
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