日本接着学会誌
Online ISSN : 2187-4816
Print ISSN : 0916-4812
ISSN-L : 0916-4812
研究論文
エネルギーフィルター透過型電子顕微鏡法による金属/樹脂接合界面の解析
堀内 伸花田 剛宮前 孝行山中 忠衛大隅 光悟朗安藤 直樹成富 正徳
著者情報
ジャーナル フリー

2012 年 48 巻 9 号 p. 322-330

詳細
抄録
ナノメートルサイズの微細孔を表面につくり込んだA5052アルミ合金を射出成形金型にインサートし,ポリフェニレンスルフィド(PPS)系樹脂を射出すると金属と樹脂が強度に接合した一体化物が得られる。本手法により得られる強固な接合をエネルギーフィルター透過型電子顕微鏡(EFTEM)により解析し,樹脂/金属接合界面の高分解能解析を可能にするための試料作製方法,およびEFTEMによる元素マッピング,電子エネルギー損失分光法(EELS)を用いた接合界面の解析手法の最適化を検討した。約20nmのアルミ表面の超微細孔に樹脂が侵入していることが明らかになり,高い接合強度の由来を明らかにすることが可能となった。
著者関連情報
© 2012 一般社団法人 日本接着学会
次の記事
feedback
Top