デザイン学研究作品集
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「この場所に来れば、誰かに会える。」
福井市芦見地区「限界集楽A43」を題材とした映像による観光プロモーション
松原 かおり池田 岳史
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電子付録

2020 年 26 巻 1 号 p. 1_36-1_39

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抄録

「地域資源を活かした暮らしの記録」をテーマとして取材を続けている福井市芦見地区は、自然豊かな限界集落である。同地区において、炭焼き小屋「芦炭窯」における炭焼きを通して、都市部の住人と限界集落の住人をつなげる活動を続ける「一般社団法人限界集楽A43(Ashimi)」の代表である藤井啓文氏の活動をサスティナブルな取り組みとして捉え、映像作品を制作した結果、SDGsクリエイティブアワードにおいて高い評価を得ることができた。
藤井氏や地区の取材から、今後持続的に活動を行っていくためには、地域外への認知の拡大が課題として挙げられる。そこで、前述の作品の評価を踏まえ、これまで得た素材を自然豊かな里山においての体験を中心に、観光プロモーションを目的とした映像作品として制作することとした。

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© 2021 著作者
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