ラバンジュラ属精油とその香りが微生物生育阻害に与える影響について検討した。試験用微生物としては、皮膚常在菌 Candida albicans、Saccharomyces cerevisiae 及び Streptomyces griseus subsp. griseus、界面活性剤由来菌 Serratia sp. A3及びBacillus sp. G21を用い、前報と同様の方法でその影響を調べた。
その結果、皮膚常在菌に対して、L.latifoliaの香りに高い微生物生育阻害が認められた。これは、揮発成分に含まれる1,8-cineole及びlinaloolによるものと考えられた。また、2種の界面活性剤由来菌、特にグラム陰性菌のSerratia sp. A3株については皮膚常在菌とは異なり、本研究に用いた精油の香りでは生育阻害は認められなかった。