抄録
自然循環・自己加圧方式を採用した一体型モジュラー軽水炉(IMR)の原子炉設計において必要な、熱水力的な炉心健全性の上に成り立つ自然循環の確認と炉内二相流挙動に関する知見を得るために、高温高圧流動試験を実施し、自然循環が成立する熱水力条件を結果として確認している。この試験結果の再現解析をRELAP5/Mod3.2により実施中であり、定常状態での試験結果を精度良く再現可能なモデルを構築している。今後、このモデルを用いて、更に別の条件で得られた試験結果の検証解析や、IMR実機の熱流動システムモデルの検討を実施する。