日本原子力学会 年会・大会予稿集
2004年秋の大会
セッションID: F62
会議情報
錯体構造,溶解度,Rfの化学
ピロリドン誘導体が配位した硝酸ウラニル錯体の構造に関する研究
*古志野 伸能原田 雅幸池田 泰久野上 雅伸森田 泰治菊池 俊明
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抄録
近年、アミド化合物を用いた再処理法の研究が進められている。しかし、ピロリドン誘導体を含めたアミド化合物のウラニルイオンに対する配位性や配位構造に関する情報は限られている。そこで、ピロリドン誘導体が配位したウラニル錯体の構造を調べ、各ピロリドンの配位性や配位構造について考察を行った。ウラニルイオンの対称伸縮振動と非対称伸縮振動とドナー数には相関関係があることが報告されており、その関係式から各ピロリドン誘導体のドナー数は、ジメチルスルホキシドやジメチルホルムアミドと同程度であることがわかった。また、今回測定を行ったピロリドン誘導体の中で、NCP錯体の各吸収波数が、他のピロリドン誘導体よりも低波数側に観測されたことから、NCPの配位能は、ピロリドン誘導体の中でも比較的強いことが示唆された。ウラニルイオンと配位原子であるカルボニル酸素との結合長は、NCP錯体において最も短く、NCPの配位能が他のピロリドン誘導体よりも大きいことを支持している。
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© 2004 一般社団法人 日本原子力学会
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