日本原子力学会 年会・大会予稿集
2004年秋の大会
セッションID: F63
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錯体構造,溶解度,Rfの化学
Np(IV)水和酸化物の溶解度積 (II)
*藤原 健壮小原 幸利
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抄録
過塩素酸ナトリウム溶液中での4価ネプツニウム水和酸化物の溶解度を測定し,溶解度積を求めた。実験は過飽和法と不飽和法で行った。試料は溶液のイオン強度を過塩素酸ナトリウムで調整し,過塩素酸と水酸化ナトリウムで水素イオン濃度(pHc)を調整した。過飽和法では溶液に過剰の4価のネプツニウム溶液を加え過飽和条件にし,不飽和実験では平衡に到達した試料水溶液に酸を加え不飽和条件にした。この試料水溶液を25 ± 1 °Cで一定期間静置させた後,pHc)を測定して液相を分画分子量3000のフィルターで遠心ろ過し,ろ液中のネプツニウムの濃度をICP-MSで測定した。得られた結果と加水分解定数を考慮し,次式(NpO2・xH2O ↔ Np4+ + 4 OH-)で表される溶解度積(Ksp)を求めた。また,熱力学的な評価をするために,SITモデルを用いてイオン強度I=0の値log Ksp° = -55.9 ± 0.3を求めた。
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© 2004 一般社団法人 日本原子力学会
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