日本原子力学会 年会・大会予稿集
2005年秋の大会
セッションID: B53
会議情報
ビーム利用分析
サブミリPIXEカメラによる砒素高集積植物中の元素マッピング
渡辺 亮栄田代 久美子井上 千弘千田 佶須藤 孝一Ts アマルタイバン松山 成男石井 慶造*山? 浩道北島 信行永島 玲子近藤 敏仁
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
モエジマシダは高濃度の砒素を体内に集積する植物として知られており、ファイトレメディエーション(植物が持つ生理的作用を利用して汚染物質を除去する技術)への利用が検討されている。しかし、その集積過程や植物体内での分布については不明な点が多く詳細な検討が必要であるが、有効な分析方法が確立されていない。ここでは、サブミリPIXEカメラを用いて、モエジマシダ中の金属元素を非破壊的にマッピングする方法を検討した。2種類の砒素汚染土壌を用いて栽培したモエジマシダについて、各成長段階の葉を採取し、PIXE分析により、葉中の砒素、カリウム、カルシウムの分布を調べた。葉の成熟するまでこれらの元素はほぼ一様に分布すること、高濃度汚染土壌で栽培した場合、成長後期になると葉縁部が褐色に変色するものが見られ、この部分には高濃度の砒素が存在することが観察された。
著者関連情報
© 2005 一般社団法人 日本原子力学会
前の記事 次の記事
feedback
Top