日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: A25
会議情報
社会の理解
原子力事故報道の特徴についての分析 (4)
*中島 達雄班目 春樹
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
前回の発表に引き続き、1999年に茨城県東海村で発生したJCO臨界事故の報道を詳しく分析した。JCOにウラン溶液の製造を発注した旧動燃の責任は、事故直後はさほど問題にならなかったが、刑事裁判の過程で問題視され始めた。判決は旧動燃の責任を認定しなかったが、その判断に疑問を投げかける新聞もあった。その後、日本原子力学会が事故調査報告書をまとめるにあたり、再び旧動燃の責任がクローズアップされるようになった。
著者関連情報
© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
前の記事 次の記事
feedback
Top