日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: K10
会議情報
放射線誘起表面活性効果
放射線誘起表面活性効果による高性能原子炉に関する技術開発
(2) 濡れ性とライデンフロスト試験
*波津久 達也廣瀬 由典菊池 貴好福原 豊賞雅 寛而
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抄録
 軽水炉実機熱環境相当の雰囲気におけるRISA効果を確認するため、圧力14.1 MPa、温度280℃までの高温高圧環境において、60Co-ガンマ線照射前後の各種金属表面の液滴濡れ性(液滴接触角)を測定し、また、圧力2.1MPaまでの高圧雰囲気における高温金属表面上の液滴ライデンフロスト現象を観察した。  いずれの金属試験片においても、室温から120℃の温度条件では、RISA効果によって液滴接触角は0度(超親水性)となるが、150℃以上では、液滴接触角は徐々に増加し、また、250℃以上でのRISA効果による接触角の減少率は試験片の種類によらず20-50%となることを確認した。  一方、ライデンフロスト温度は、2.1MPaまでの圧力条件において、RISA効果により顕著に上昇することを確認した。
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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