日本原子力学会 年会・大会予稿集
2008年春の年会
セッションID: M15
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高経年化・安全性
原子力発電プラントの信頼性向上に資する熱流動現象に関する研究
(2)液滴衝撃エロージョン試験結果
*奈良林 直大森 修一村瀬 敏博森 治嗣
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抄録
原子力発電所の増出力や高経年化プラントの増加を考えると、炉内機器や配管、タービン系機器の流力振動や熱疲労、液滴衝撃エロージョンなどの研究が益々重要となっている。また、計算科学技術の長足の進展により、伝熱流動と構造健全性評価解析が可能となりつつある。本報では増出力に伴うエロージョンの影響評価のため、エロージョン試験を実施した。試験装置は高速回転円盤外周に取付られた2個の試験片に水噴流を液滴として衝突させ、液滴衝撃エロージョンを発生させる構造となっている試験の結果、炭素鋼とステンレス鋼のエロージョン特性データを得た。
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© 2008 一般社団法人 日本原子力学会
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