抄録
次世代炉等の複雑な炉心解析や感度解析など汎用な体系に適用でき、高精度な解を得ることができる手法が求められている。これまで東芝では、決定論解析に利用する核定数作成にモンテカルロ法を用いる手法を開発してきたが、課題の一つとして計算時間が挙げられている。精度と計算時間を最適化する観点から、中性子ヒストリー数の削減による統計誤差の拡大が、核定数精度、炉心特性精度に与える影響を評価した。基準ケースに対して、ヒストリー数を5分の1まで減じたときのMCPR、MLHGRの変化は1~2%程度であり、ヒストリー数削減の可能性を今後詳細に検討する。