抄録
BWRでは、放射性ヨウ素を代表とする核分裂生成物が発生し、直接炉水中に溶け込む可能性が考えられ、それらを除去するためにCUW系が併設されている。現在、CUW系では耐熱性の低い有機イオン交換樹脂が用いられているため、流入する炉水温度を一端下げる操作が行われており、これらを改善できれば飛躍的に熱効率の向上を図ることが可能である。そこで演者らは、熱効率の向上を目的とし、耐熱性に優れた無機イオン交換体に着目した。本研究では、BWR炉水中のヨウ素吸着挙動及び吸着機構の基礎的な評価を行うことで、浄化系への適用性を検討した。