抄録
現在、マイナーアクチノイド (MA) 分離・回収プロセスには、抽出クロマトグラフィー法の適用が検討されている。この抽出クロマトグラフィー法には、抽出剤を含浸させた吸着材を用いることが想定されている。本研究ではカラム下端から通液するExpandedBed法に着目した。ExpandedBed法はガス・スラッジによる吸着能への影響の低減が期待できるが、テーリングを生じやすい等の理由から分離能の向上が不可欠である。また、吸着材の抽出剤含浸率が分離能に与える影響に関しては明らかとなっていない。そこで、本研究では吸着材の抽出剤含浸率変化が分離能へ与える影響、及び吸着材の最適化について検討した。