日本原子力学会 年会・大会予稿集
2011年秋の大会
セッションID: A47
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核種分離
高機能性キセロゲルによる原子力レアメタルの選択的分離法の開発
(I) MIDOA-キセロゲルによるRe, Tcの分離
*三村 均杉森 俊昭新堀 雄一佐々木 祐一
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抄録
オキソ酸イオン(Re, Tc)に高吸着性を有するキセロゲル吸着剤を開発した。キセロゲル吸着剤を用いて、高レベル放射性廃液処理の高度化の一環として、長寿命核分裂生成物や有用核種の吸着および分離特性について検討した。各金属イオンの吸着性の序列は、硝酸濃度0.1~5 Mにおいて、Zr>Mo>Re>Se>Teの順であった。MIDOA-HALGがReO4-に対して吸着性を有していることから、Tcについても混合イオン系では類似の硝酸濃度依存性を示している。溶離剤として3 M硝酸を用いた溶離クロマトグラフィ分離では、Reについては一部溶離ピークに他のオキソ酸イオンと重なりが確認されたものの、溶離率54%、分離度0.7を示した。SeとTeは初期の段階で鋭い溶離ピークを示し、溶離率はそれぞれ99%と63%であった。
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© 2011 一般社団法人 日本原子力学会
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