日本原子力学会 年会・大会予稿集
2011年秋の大会
セッションID: B25
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放射化金属からの核種の放出
放射化金属廃棄物のC-14の放出移行に関する研究
(12)C-14分析手法に関する検討
*三倉 通孝高橋 稜太桜木 智史山下 雄生佐藤 光吉
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抄録
C-14濃度の定量法として、湿式酸化処理の従来法を見直し、ペルオキソ二硫酸により有機化合物形態のC-14を酸化し、CO2形態のC-14を有機系アミンにより捕集することで、液体シンチレーション測定で従来法ではすべて検出できなかったが、改良によりほぼ全量検出できることを確認した。また照射済み被覆管のC-14濃度も見直しされ、その一例として計算値と分析値の比(C/M)が従来法では1.42であったが、見直した結果1.08となった。
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© 2011 一般社団法人 日本原子力学会
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