抄録
バイオマス・原子力協働プロセスは、原子力熱を利用して、植生・土壌中のバイオマスを炭化する反応とその際発生する気化物を水蒸気ガス化する反応で、炭化プロセスで生成する安定固体炭素の利用/貯蔵と、ガス化プロセスで生成する合成ガスの燃料化による化石燃料代替の両効果によって大気中炭素量を低減することが可能になる。
本発表では、バイオマス・原子力協働プロセスを用いて、植生・土壌中のバイオマスなどの有機炭素を固体炭素化および燃料化することによる地球規模炭素循環への効果と、このプロセスに必要な原子力エネルギー供給量とその供給可能性の評価結果を示す。