糖尿病学の進歩プログラム・講演要旨
糖尿病学の進歩プログラム・講演要旨
セッションID: CS-1-6
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シンポジウム:私は療養指導士の資格をこのように活用している
糖尿病療養指導士の一員として
*橋本 和代
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抄録
糖尿病患者および耐糖能障害者の数は年々増加の一途をたどり、糖尿病による透析導入者も増えつづけ医療経済面からも大きな問題となってきています。糖尿病の療養指導では患者自身が病気と向き合い、自分の病態に合った治療法を十分に理解し、自己管理能力を高めながら日々の生活の中で実行出来るよう考えます。薬剤師としても患者が自らの主治医になれるように、患者が求める十分で質の高い情報を伝え、主体的な学習を援助し、日常生活の中で前向きに薬物療法を実行、継続できるように援助・指導します。さらに、チームの一員としての意識と具体的活動が必要です。また糖尿病を治療せず放置している人が多く、重篤な合併症予防、地域医療経済の観点からも、地域における糖尿病1次、2次、3次予防活動が望まれています。私達の地区は、早くから地域糖尿病療養指導士(LCDE)制度ができ、地域活動が盛んです。平成10年より筑後糖尿病療養指導士の会が作られ、当院のスタッフも役員として参加しています。具体的には、(1)総会・講演会、(2)症例検討会・調理実習、(3)全国糖尿病週間の市民糖尿病のつどい(年1回)、(4)ウォークラリー(年1回)、(5)合併症予防のための地方講演会、などの企画・運営に関わっています。その他、筑後佐賀LCDE制度のバックアップなどを行っています。認定制度の研修会では講師を担当したりします。症例検討会では、薬剤師としてのコメントが求められ、市民糖尿病のつどいでは、「おくすりコーナー」を担当し地域の患者指導に参加しています。CDEJは、独自の連絡網が無くほとんどがLCDEの為、LCDEの一員として活動しているのが現状です。薬剤師を取り巻く環境は、技術の進歩・高齢化社会の到来、薬剤管理指導業務・医薬分業・国民の考え方の変化など大きく変化しており薬剤師も糖尿病の治療にチームの一員として貢献していかなければならないと感じています。
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© 2005 日本糖尿病学会
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