抄録
当センターは東アジアを主な研究対象地域としているが,研究成果を報告する場所としては必ずしも東アジアにこだわることはない。よって,以前私がレポートしたように(「アジアから世界へ-飛行機の乗り比べ-」『東アジアへの視点』2010 年12 月号),報告する場所は全世界が対象ということになる。今年度もインドネシアのバンドン,イタリアのパレルモで研究成果を報告してきた。2013 年12 月には,オーストラリアのシドニーで学会報告の機会を得ることができた。オーストラリアといえば,以前ゴールドコーストで報告したことがある。このコラムを書く際に「そういえば」と当時の様子を時々思い出すのだが,なにぶん今回のシドニーに関しては,油断していると必要以上にお金を使う可能性があることが判明した。よって,ここではどういった局面でお金を使ってしまうのか,それに対する対処を数日間の体験から書き出してみようと思う。