主催: 画像電子学会
共催: 東邦大学, 東京電機大学, 日本大学, 千葉工業大学, 社団法人 情報処理学会
手書き文字認識や個人認証技術の高精度化を図るには,手書き文字に内在する変形や個性の情報を抽出し,それらの関係を構造化する必要がある.そのためには,人の文字筆記・評価基準を定量的に評価しなければならない.手書き文字を評価するために,遺伝アルゴリズムを応用してコンピュータにより自動発生させた文字の中から被験者に好みの文字を選択させ,その結果を次の自動発生に反映させることを繰り返すことにより,被験者の個性が強く反映された文字を生成することができる文字生成評価システムについて述べる。