画像電子学会年次大会予稿集
Online ISSN : 2436-4398
Print ISSN : 2436-4371
Visual Computing グラフィクスとCAD 合同シンポジウム2006
セッションID: 06-29
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12:00-14:00 ポスターセッション 座長:吉田 典正(日本大学)
法線マップ補間を用いた変形の表現方法
*栗原 恒弥宮田 なつき西田 友是
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抄録
本論文では,関節角度に従った人体などの複雑な形状変形(スキニング)を,外観上の写実性を保ったまま少ないデータで表現する方法を提案する.この方法は実例ベースのスキニングと法線マップの補間を融合したものである.提案方法では,複数の詳細な形状モデルから概略メッシュと,詳細形状をマッピング情報として表現する法線マップを生成する.次に,生成された複数の概略メッシュに対して特徴点,特徴線を対話的に指定することで,法線マップの整合性を考慮したメッシュ間の対応付けを行う.最後に対応付けられた複数の概略メッシュに対して,実例ベースのスキニングを行うとともに法線マップを補間して適用する.以上により,視覚的な写実性を保持したまま少ないデータで形状の補間・変形が表現できる.本手法をモーフィングやスキニングに適用し,その有効性を示す.
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© 2006 一般社団法人 画像電子学会
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