画像電子学会年次大会予稿集
Online ISSN : 2436-4398
Print ISSN : 2436-4371
Visual Computing グラフィクスとCAD 合同シンポジウム2006
セッションID: 06-30
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12:00-14:00 ポスターセッション 座長:吉田 典正(日本大学)
反射光解析に基づく織り布の微視的表面幾何構造の復元
*武田 祐樹田中 弘美
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抄録
織布の異方性反射特性を忠実に再現し,表面の微細な構造による独特な質感を表現する手法を提案する.織布の複雑な反射特性及び,独特な質感はいずれも織布表面の微視的表面幾何構造に因る.本研究では,織布の反射光解析に基づき,織布表面の微視的表面幾何構造を復元する.我々は,織り構造に注目し,表面の凸幾何構造による影・遮蔽(Shadowing/Masking)をモデル化し,Cook-Torrance モデルに適用し反射光を生成する.測定した反射光データから表面の凸幾何構造パラメータを求め,表面幾何構造を復元する.復元した表面幾何構造により生成した反射光と,測定した反射光の比較実験を行い,本手法の有効性を確かめる.
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© 2006 一般社団法人 画像電子学会
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