抄録
UAV (Unmanned Aerial Vehicle :ドローン)の墜落時に、 UAV 用のエアバ ッグを用いて、墜落時
の衝撃をやわらげ、 UAV の機体を保護する方式の実現に資する墜落時点推定法の基礎的な検討を行った。エア
バッグは爆発により膨らませ、短時間で空気が抜けるため、膨らませるタイミングが重要である(現状の自動車
用のエアバッグをもし流用する場合、衝突 0.1 秒前を検知する必要がある)。そこで、 UAV にカメラやセンサ等
を搭載し、墜落中の各時刻において地面までの距離を計測するために有効な方式を明らかにするための比較検討
を行った。