インターネットが発達した現代社会では、一般のユーザーでも既にインターネット上で公開されているコンテンツを編集し二次コンテンツとして新たなコンテンツを作成することが容易になっている。しかしそれと同時に元となったコンテンツの著作者の権利を保護する技術が求められている。それを満たす技術として、BLS署名を用いてコンテンツの編集を制御できる著作権保護方式が提案されている。この方式は意図しないコンテンツにおける二次利用を防ぐため、著作者が自らのコンテンツの各部分に対して編集の可否に関する制御する署名を設定できる。本発表ではこの署名方式の活用例として、コンテンツを作成・編集できるツールである”MikuMikuDance”で作成されるコンテンツに対して実装をすると共に編集を制御可能なコンテンツ保護方式のデモを作成、展示を行います。