日本建築学会論文報告集
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3022 中電ホールの電気音響装置(環境工学・設計計画,第1回 日本建築祭 研究発表会 学術講演要旨集)
船越 義房高橋 威鳥井 雅之二村 忠元城戸 健一石沢 命孝
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1964 年 103 巻 p. 260-

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抄録
1963年5月,中電ホールに電気音響装置の納入据付調整を行った。従来,数多くのホールに音響装置を納入したが,本ホールは,その集大成とも云うべきであり新しい方式を数多く備えている。即ち,ホールの使用可能な範囲をできるだけひろげることと,ビルの中の2・3・4階の一部に計画されその天井高が最高9mと制限されたために,ホール容積が大きくとれないことから残響付加装置などの音響装置により,音響特性が十分に制御でき,他のホールでは実現出来ないような音響効果を発揮できるように音響装置に考慮がはらわれている。結線の概要は第1図の通り。
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© 1964 一般社団法人日本建築学会
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