日本建築学会論文報告集
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3028 模型による保温の実験 : 屋内気温分布の実験的研究 第10報(計画・設備)
幸田 彰
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1958 年 60.2 巻 p. 109-112

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抄録
今回の報告は一辺の長さ約2mの立方体の箱を、アルミ箔、ベニヤ板、ビニール膜等の材料で作り無換気の場合の加熱試験からそれ等の材料の熱貫流率を測定比較し、その結果から、壁体の熱損失の熱伝達に依る部分と、熱放射による伝導部分との割合を考察した。また室内で煖房を行う場合に上下温度差が如何にして生ずるか、無換気の場合と換気を行つた場合とを比較して説明を試みたものである。
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© 1958 一般社団法人日本建築学会
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