日本建築学会論文報告集
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1044 コンクリートにおよぼす型わくの影響に関する研究(材料・施工)
山根 昭
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1960 年 66.1 巻 p. 169-172

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抄録

最近の建築工事において鋼製型わくの利用はしだいに高くなつている。本研究は、骨材・コンクリートのスランプ・打込み方法を変えて、鋼製型わくと木製型わくについて同時に試験を行い、両者のコンクリートの性質の差を定量的に比較検討し、コンクリートにおよぼす型わくの影響について研究したもので、この結果、鋼製型わくは、木製型わくに比べて、型わく費・コンクリート打込みの容易き・でき上るコンクリートの強度・面の組織・豆板の程度・その他の点で遥かに優れていることを示したものである。

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© 1960 一般社団法人日本建築学会
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