日本地理学会発表要旨集
2002年度日本地理学会秋季学術大会
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北ドイツの港湾間の競合と連携—H.NuhnとJ.Ossenbrüggeの港湾研究に関するコンセプトと方法論の比較検討に基づく考察—
遠藤 幸子
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p. 121

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抄録
「北ドイツの港湾間の競合と連携」というテーマに取り組むにあたり、H.NuhnとJ.Ossenbrüggeの港湾研究に関するコンセプトと方法論の比較検討に基づく考察を行った。前者はハンブルク·ルアーブル·レィンジに属する港湾を海運経済の観点から分析する。これに問題ありとした後者は、マルクス主義経済地理学者でありレギュラシオニストであるという立場から、従来の方法論では軽視されがちであったか、もしくは十分には解明されえなかったであろう根深い社会·経済的変化さらには文化的変化を、都市および港湾が直面している問題点を悉く暴いていくというやり方で対抗する。筆者は、Konzept, Theorie, Methode, Ansatzが明瞭な事例研究を北ドイツの港湾を研究対象として展開するために、2人の地理学者の業績を検討し、研究の枠組みの一端を紹介した。
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© 2002 公益社団法人 日本地理学会
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