日本地理学会発表要旨集
2002年度日本地理学会秋季学術大会
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都市居住者の都市型リゾートの利用に関する研究
赤沢 直美
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p. 80

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抄録
人々の生活形態がどのようにあるのかを考えるにあたって、非日常的なレジャーの視点から、どのような人が、どのような目的で都市型リゾートを利用しているのかを調べることにより、都市居住者の行動や目的の違いによって求められるレジャーの傾向を明らかにする。研究対象地域として、東京ディズニーリゾート地区、お台場地区、みなとみらい地区を選定した。各地区に訪れたことのある20∼30歳代前半を中心とした都市居住者に対してインターネットを用いたアンケート調査を行った。お台場地区、みなとみらい地区は人数や同伴者、利用時間などにおいてともに類似した傾向となっている。利用時間は比較的短く、行く前や帰りにどこかに寄るといった傾向がみられる。東京ディズニーリゾート地区では、この2地区に比べ、同伴人数が多く、家族で行った人の割合が多くなっている。また、滞在時間も長く一日滞在型であることがいえる。
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© 2002 公益社団法人 日本地理学会
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