日本地理学会発表要旨集
2012年度日本地理学会秋季学術大会
セッションID: 703
会議情報

発表要旨
道の駅からの観光情報発信と地域の活性化
*酒本 恭聖
著者情報
キーワード: 道の駅, 観光, 情報発信, 地域
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
道の駅は、「休憩機能」(トイレや駐車場)、「地域の連携機能」(文化やイベント)、「情報発信機能」(道路や観光)の3つの機能(以下、基本機能)を備えたものを国土交通省が登録する。1993年に103箇所でスタートし、987箇所(2012.3.26現在)にまで増えた。現在、道の駅は、基本機能に加えて地域の農産物直売所、レストラン、祭りやイベントの開催など多くの人や情報が行きかう「交流の結節点」として、機能が進化しているように見える。本稿では、滋賀県の道の駅を事例として取り上げ、これまでの筆者らの取り組みから「観光情報発信機能に着目した地域活性化戦略」について明らかとなったことを紹介したい。
著者関連情報
© 2012 公益社団法人 日本地理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top