日本地理学会発表要旨集
2012年度日本地理学会春季学術大会
セッションID: 111
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発表要旨
SAR干渉画像で捉えた東北地方太平洋沖地震による地すべり性地表変動
*佐藤 浩岡谷 隆基山中 雅之鈴木 啓関口 辰夫小荒井 衛宮原 伐折羅神谷 泉原 哲也八木 浩司
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抄録
合成開口レーダー(SAR: synthetic aperture radar)は,人工衛星や航空機から地表に向けてマイクロ波を射出し,その反射波を観測して地表面の性状を把握する技術である.ALOS/PALSARデータを使った平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(M9.0)の地殻変動に伴うSAR干渉画像は国土地理院ホームページから公開されている.この画像では地殻変動とは別に局所的な変動を示す干渉縞が見られ,地震に伴う地すべり性地表変動を検出した可能性があるので報告する.
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© 2012 公益社団法人 日本地理学会
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