日本地理学会発表要旨集
2013年度日本地理学会秋季学術大会
セッションID: 318
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発表要旨
地理学を生かしたランドスケイプデザイン
東日本大震災津波被災地小泉の再生試案を例に
*廣瀬 俊介
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抄録
ランドスケイプデザインは、都市の近代化に伴う環境変化に対応して1858年からニューヨーク市が進めたセントラルパーク整備を起源とする環境形成技術で、以降しばらくは持続可能な土地・資源利用技術として展開された。その一方で、この技術は一般に、従前からあった庭園設計術と混同もされている。ここでは、改めて地理学を生かすことがランドスケイプデザインの本義追求に有効と考えられることを、東日本大震災被災地の再生試案を一例として示したい。
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© 2013 公益社団法人 日本地理学会
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