日本地理学会発表要旨集
2013年度日本地理学会春季学術大会
セッションID: P045
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発表要旨
ミャンマー、トー川の流路変更に関する地形学的評価
*ラィン ケイ トエ春山 成子メン セイン セインエ- マウン マウン
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抄録
トー川はエーヤワディー川の分流の一つであり、海抜15.24m以下の極端に平坦で低平な平地を特色としている。トー川流路の時間的、空間的変遷は、流路における自然的、人工的な環境影響と関わりがある。流路携帯、川幅、本線の湾曲、流域における堆積物の分布は毎年の洪水によって劇的に変化している。本研究の目的は、現地調査とGISを用いた分析から、トー川流域の竜と分布と河川地形との関係を明らかにすることである。現地調査において堆積物、地形断面図、流速、流量を測定したほか、地形図、UTMマップ、グーグルアース画像、デジタル標高モデル、航空写真を調査データとして用いた。いくつかの地点では人間活動と河川の合流により河床がとても浅くなっていた。トー川平地の周辺部を覆う表土はいくつかのイラワジ川分流と東部の山脈から運ばれた新しい堆積物によっておおわれていた。
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© 2013 公益社団法人 日本地理学会
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