日本地理学会発表要旨集
2016年度日本地理学会秋季学術大会
セッションID: P1008
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発表要旨
千葉県、一宮川中流域における地形変化と洪水への影響
*伊藤 有加松井 佑介徳永 朋祥
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抄録
近年、千葉県一宮川中流域にある茂原市街地周辺では、台風や豪雨時に河川の溢水や内水被害がこれまでも多発してきている。この要因として、集中した豪雨、地形的要因による河川への排水困難、近年の土地利用や土地被覆の変化および地盤沈下や人為改変により生じる地形変化が挙げられている。 そこで本研究では、想定されている要因の一つである地形変化が洪水発生に与える影響について検討するために、まず1970年の数値標高モデル(DEM)を空中写真により作成し、2008年に航空レーザ測量により取得したDEMと比較することで時空間的な地形変化や土地被覆変化を抽出した。さらに、それらの結果に基づいて洪水への影響について検討した。
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© 2016 公益社団法人 日本地理学会
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