ニュージーランドでは観光が主要産業の一つであり、エコツーリズム・サステイナブルツーリズムを目標とする観光が目指されている。宿泊業のうち、比較的小規模の投資によるモーテルなどの宿泊施設が、地域の産業として成立している。自動車で通行する観光者をターゲットにし、家族などの小集団の旅行の受け入れ先になっている。キッチンで炊事ができるなど、観光者にとっても出費を抑えることのできるリーズナブルな宿泊先としての特徴を持つ。小規模のため郊外にも立地し、ニュージーランド全土に分散している。地方の住民に観光産業による利益をもたらすモーテルなどの小規模宿泊地が持続可能な観光を支える側面を発表する。