日本地理学会発表要旨集
2020年度日本地理学会秋季学術大会
セッションID: P115
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発表要旨
温度計を見ずに現在の気温を推定する経験工学的目安
*千葉 晃
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キーワード: 気温, 推定, 温度計, 生活, 経験工学
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抄録

この研究は、温度計を見ないでも現在の気温を推測するという試みである。温度計は現在安価で正確さを増していて身近なデバイスとなった。しかしながら、iPhoneには様々なセンサーが装備されているものの、肝心な温度センサーはない。温度計測は人間の生活にとって常に重要だと考えた。そこで、温度計が近くになくても、ある程度推測できる指標を、被験者(筆者)による感覚で作成することを目的とした。そのなかで、例えば18℃を着ると肌寒さを感じる。また、5℃を着ると冬の朝厳しい寒さを感じる、などという指標である。東京近郊のアメダス地点では、0〜30℃のレンジで気温が記録されることが多い。なかでも快適だと被験者が感じたのは22〜24℃であった。

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© 2020 公益社団法人 日本地理学会
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