日本補綴歯科学会誌
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専門医症例報告
咬合高径に配慮して咬合機能の回復を図った1症例
古地 美佳
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キーワード: 咬合高径, 咀嚼障害, 開咬
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2011 年 3 巻 4 号 p. 397-400

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抄録
症例の概要:患者は68歳女性.開咬による咬合の不安定,および咀嚼困難を主訴に来院した.上下顎臼歯部にプロビジョナルレストレーションを装着し,咬合高径を2回に分けて減じ,咬合の安定を図った.う蝕治療,歯内治療,要抜去歯の抜去を行った後に,クラウン,ブリッジ,および可撤性義歯による補綴治療を行った.
考察:水平的および垂直的顎間関係について十分に検査を行い,さらにプロビジョナルレストレーションを用いて十分な期間,咬合の安定を模索したために,良好な結果が得られたと考えられる.
結論:不安定な咬合および咀嚼障害に対して,特に咬合高径に配慮して咬合支持を付与し,良好な結果が得られた.
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© 2011 社団法人日本補綴歯科学会
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