日本補綴歯科学会誌
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◆特集:日本補綴歯科学会第121回学術大会/イブニングセッション2「臨床イノベーションのための若手研究者の挑戦:補綴治療のための検査法の新たな展開」
平成 24年度日本補綴歯科学会主催 部分床義歯学臨床基礎実習改善ワークショップ報告
安陪 晋河野 文昭河相 安彦池田 和博北川 昇西 恭宏野村 修一古谷野 潔
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2013 年 5 巻 2 号 p. 149-155

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抄録

日本の歯科医学教育において,世界標準の臨床教育が求められおり,各大学ではさまざまな臨床技能教育の改善に取り組んでいる.
補綴臨床基礎実習は,共用試験の開始により,技工中心の実習から診察技能を含めた実習に変化しつつある.しかしながら,各大学が独自に試行錯誤的に改善を行っているため,他大学の実習状況を知る機会が少なく,共通の問題意識を持ちながら,解決策を見いだせずにいることも多い.
今回,29大学の部分床義歯学臨床基礎実習の担当教員を対象として,臨床基礎実習の現状と問題点について意見交換を行い,改善策を探るワークショップを企画し,実施したのでその概要を報告する.

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© 2013 社団法人日本補綴歯科学会
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