2017 年 9 巻 1 号 p. 82-85
症例の概要:29歳女性.上顎右側中切歯欠損による咀嚼困難および審美不良を主訴に来科した.同部のスペース不足によるインプラント埋入困難と,歯列不正改善の希望があったため,審美性と機能性が高い,ジルコニアブリッジで補綴処置を行った.
考察:最終補綴装着後3年以上経過している.半調節性咬合器を用い,プロビジョナルレストレーションを活用することで,最終補綴へとスムーズに移行することができた.
結論:上顎右側中切歯欠損症例に対し,オールセラミックブリッジを用いて治療をしたことで,審美的にも,機能的にも患者満足の高い,良好な結果を得た.