1959 年 12 巻 4 号 p. 295-296
この研究の大要は, 1957年11月22日日本抗生物質学術協議会第107回研究会において発表した。
前報1) においては・秋田県下の悲虫有毒地帯の士壌から抗カビ性物質をつくる1新放線菌H-5504株を分離し, これをStreptomyces akitaensisと名づけ, その産生する物質をAkitamycinと命名し, 報告した。今回は, WAKS・MAN & HENRICI (1957) 2) の分類に従がつて, H-5504株の菌学的性状について報告する。