大阪大学微生物病研究所化学療法研究部
1956 年 9 巻 1 号 p. 18-22
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私は先に, フェニール酢酸の新微量比色定量法を考案して報告したが(1)(2), この方法によつて, ペニシリン醗酵培地中のフェニール酢酸 (PAA) を定量するに当つては, ペニシリンG, PAA近接体, 各種アミノ酸等が本反応に種種の影響を与えることが考えられる。そこで予備実験としてこれらを検討し, 本法によつて得られる値はほぼPAAのみによるものと考えて差支ないという結果を得た。
The Japanese Journal of Antibiotics
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