The Japanese Journal of Antibiotics
Online ISSN : 2186-5477
Print ISSN : 0368-2781
ISSN-L : 0368-2781
細菌溶解酵素Lysozymeの抗生作用に関する基礎的研究 第2報
アミノベンジルペニシリンとの併用効果
中沢 昭三, 山本 郁夫, 横田 芳武, 光武 照之, 三好 英司, 山階 綏子
著者情報
ジャーナル フリー

1968 年 21 巻 1 号 p. 10-14

詳細
抄録
本論文の要旨は, 昭和42年6月2日名古屋における第15回日本化学療法学会総会において報告した。
前報において, 私共は, Lysozyme (Ly) が単独ではあまり著名な抗生作用を示さないが, これを多くの化学療法剤と併用すると, とくにペニシリン系抗生物質との間に, 試験管内やマウス実験的グラム陽性菌感染症の治療実験において明らかに協力効果がみとめられることを報告した。
今回, 私共は, グラム陽性菌のみならず, グラム陰性菌にも有効な広域合成ペニシリンであるAminobenzyl penicillinとの併用効果について検討を続けているが, 菌種によつて多少の効果の強弱はみとめられるが, 一般に好成績が得られたので, ここに報告する。
著者関連情報
© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
前の記事 次の記事
feedback
Top