The Japanese Journal of Antibiotics
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泌尿器科領域のアンピシリン・クロキサシリン合剤 (レクトシリン‘協和’) の使用経験
中野 修道松村 聡
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1975 年 28 巻 3 号 p. 335-340

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抄録
尿路感染症, 特に膀胱炎の治療は, 当科ばかりでなく, 広く各科で加療される機会が多く, 各種の抗生物質が使用されている現況である。一方, 初期加療で完治しない症例については, 原因精査を目的に紹介され, 80~90%は, すでに抗生物質の投与を受け第1選択に困難を感じるばあいもあり, 起因菌についてみても, グラム陰性菌ばかりでなく, グラム陽性菌によるばあいも最近増加の傾向を示している。
今回, アンピシリンとクロキサシリンの合剤であるレクトシリン‘協和’を経口および静注 (点滴静注), 計40例に使用し, 2, 3の知見を得たので報告する。
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© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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