The Japanese Journal of Antibiotics
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Cefimetazoleの使用経験
斎藤 豊一
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1979 年 32 巻 5 号 p. 612-613

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抄録

現在ひろく使用されているセファロスポリン系薬剤にしても, ひろく用いられていればいるだけβ-Lactamase (Cephalosporinase) 産生菌が増加することが予想され, β-Lactamase抵抗性をもっCeplnalosponin剤の出現が望まれる。
Cefmetazoleは, 1972年に開発されたβ-Lactamaseに抵抗性をもつ新らしい抗生物質である。
さらに, Indole (+) Proteus, Serratiaなどにも強い抗菌力をもち, 嫌気性菌のうちBacteroides fragilisにも有効であるといい, 腎毒性, 一般毒性も従来のセファロスポリン系薬剤より少ないといわれている。
我々は, 本剤を尿路感染症に対して応用したので, その経験をのべる。

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© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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