The Japanese Journal of Antibiotics
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Cefsulodinの3週齢ビーグル犬における皮下投与5週間毒性試験
常盤 知宣三好 幸二高橋 響宇田 文昭
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1982 年 35 巻 11 号 p. 2620-2628

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抄録

Cefsulodin (CFS) は武田薬品工業株式会社において開発されたCePhalosPorin系抗生物質であり, 次のような構造式を有する。
本剤の毒性については, ラット, イヌ, サル等を用いた亜急性毒性あるいは慢性毒性の試験が行われており, その最大無毒性量が100-300mg/kg/dayであると綴告されている1, 2)。
著者らは, 本剤の授乳期幼若動物に対する毒性を調べるため, 3週令ビーグル犬を用いて5週間皮下投与による亜急性毒性試験を行い, 対照薬Cofazolin (CEZ) との比較検討を行つた*。

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© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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