The Japanese Journal of Antibiotics
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最近の尿路感染症, 特に急性膀胱炎を中心として分離される細菌とその薬剤感受性
新井 俊彦鈴木 恵三
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1983 年 36 巻 10 号 p. 2750-2756

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抄録

最近の盛んなβ-Lactam剤の開発・使用によつて, 患者から分離される細菌種が変化していることが予想される。そこで, われわれの病院で, 尿路感染症患者の尿から検出された起因細菌種の年次的変化について集計調査した。又, 集計調査の対象にした主要菌株については, 代表的繁用抗生剤の最小発育阻止濃度 (MIC) を求め, 現在の菌株はどのような薬剤に感受性であるかを検討した。

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© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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