The Japanese Journal of Antibiotics
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Micronomicinのラットにおける薬動力学的検討
筋注及び点滴静注モデルの比較
栗本 司小林 弘幸井上 顕信出口 隆志岡地 諒
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1983 年 36 巻 11 号 p. 3254-3261

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抄録

Micronomicin (MCR) は, 協和醗酵工業株式会社により開発された, Micromonospora sagamiensis var.nonreducansが産生する新規アミノ配糖体抗生物質である1, 2)。本剤は別報3) のように, グラム陽性菌並びにグラム陰性菌に対して広範囲な抗菌力を示し, 実験感染症4) 並びに臨床5) でその効果が立証されている。MCRの吸収, 分布, 排泄についてはすでに多くの報告6, 7) がみられるが, 今回著者等はラットを用い, 点滴静注時及び筋注時におけるMCRの体内動態の比較を行つたので報告する。

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© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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