The Japanese Journal of Antibiotics
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新しいCephamycin MT-141に関する毒性学的研究
(IX)ラット及びウサギにおける胎仔器官形成期投与試験
暮部 勝浅岡 宏康森口 政英畑 俊明井沢 正典永井 修子
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1984 年 37 巻 6 号 p. 1186-1210

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抄録

Cephamycin 系の新規抗生物質であるMT-141のラットにおける妊娠前及び妊娠初期投与試験を行い, MT-141の大量を投与しても親ラットの生殖能には影響しないが, 胎仔発育で化骨化が若干遅延する傾向が認められた1)。従つて, 今回はMT-141が胎仔発育にどのように影響するかを検討するために, ラット及びウサギにおけるMT-141の胎仔器官形成期投与試験を実施し, 二三の知見を得たので報告する。

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