The Japanese Journal of Antibiotics
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呼吸器感染症由来の臨床分離菌に対する各種β-Lactam系抗生物質の抗菌力の推移について (第II報)
田中 真由美大槻 雅子青柳 充子磯谷 幸子川端 浩敬守口 貴志西野 武志谷野 輝雄中西 通泰前川 暢夫吉川 敏一福本 圭志近藤 元治西野 圭子水谷 昭夫浜本 康平中島 道郎金 龍起山野 親逸小林 祥男水谷 孝昭竹下 誠治郎杉原 千鶴子藤田 洋一竹内 泰子杉本 幾久雄松下 厳池田 貞雄松岡 純木村 泉松本 安喜
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1986 年 39 巻 11 号 p. 2914-2925

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抄録

感染症の起炎菌は, 医療の進歩や新しい抗菌剤の出現により大きく変貌を遂げてきた。このような変化に対応するために, 感染症の起炎菌を分離し, その菌種の変遷や, 感受性の推移を検討することは, 疫学的に重要であると思われる。
私どもはすでに1981年度及び1983年度の呼吸器感染症患者から分離された菌株の感受性について検討を行い, それらの結果を報告した1)。更に, 1984年度の分離菌についてもその背景因子, 薬剤感受性について検討し, 比較を行つたので報告する。

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© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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