The Japanese Journal of Antibiotics
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Astromicinのイヌにおける薬動力学的検討筋注, One shot静注及び点滴静注の比較
小林 智井上 顕信出口 隆志
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1986 年 39 巻 6 号 p. 1443-1452

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抄録

Astromicin (ASTM, Fortimicin®)は,協和醗酵工業株式会社で発見され開発された, MfcromoπoSpora olivasterospora MK70の産生する新規アミノ配糖体抗生物質である1)。本剤は, グラム陽性菌, グラム陰性菌に広範な抗菌スペクトルを有し, 特にSerratia marcescensやアミノ配糖体抗生物質耐性菌に強い抗菌力を示す2~4)。ASTMの吸収, 分布, 代謝, 排泄についてはすでに多くの報告5~7)がみられる。今回, 著者らはイヌを用いて筋注, One shot静注及び点滴静注時におけるASTMの体内動態について検討したので報告する。本実験は1984年6月から1984年12月の間に行われた。

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